アップリンク吉祥寺 スクリーン3 にて鑑賞
鑑賞日：2018年12月29日
シネフィル御用達向け用の映画。ハル・ハートリーという監督は全く知りませんでした。すいません。ジャームッシュが登場した時代の作風だなぁという印象です。
厨二病臭がキツイ映画でした。ただの恋物語で中身は薄いです。それを高尚そうに仕上げるのが映画だろっていう拗らせというか。それが分かったとしても、見て見ぬ振りして、素晴らしい映画だったと持ち上げてこそ、真の映画ファンの姿です。この映画は、その踏み絵ともなり得る映画です。
私は大好物です。でも、踏みまくっちゃいますけどね（笑）。
でもね、こういう感じの映画は、ほんまに中身が薄いのはもう分かっちゃうんだけど、惹かれるんですよね。うん。マジで、こういう表現が映画の醍醐味の一つだと思うのです。なんでもないことをとんでもないように見せるというか。小津安二郎にしても、ゴダールにしても、ジャームッシュにしても、結局作り方は一緒な気がしますし。この映画は、その枠組みの中に入ると思います。
