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ライオン・キングのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(1994年製作の映画)
3.8

百獣の王🎬

ストーリーは百獣の王の子として生まれたシンバの冒険を描いた作品でした。今作は子供の頃、何度も何度も観ました。特に「Hakuna Matata」が死ぬほど好きでした。クセになるテンポは元気になります。ちなみにハクナマタタは、スワヒリ語で「くよくよするな」という意味です。またアカデミー歌曲賞にノミネートされた「Circle of Life」「Just Can't Wait to Be King」・ゴールデングローブ賞に選ばれた「Can You Feel the Love Tonight」など今でも覚えている曲が沢山あります。劇団四季で舞台化されたりと誰もがしる名作です。

子供頃と比べて映画の見方が随分変わりました。今作もその一つです。子供の頃は、シンバがムファサを倒したー💪その程度の感想でしたが今になって観てみると、ライオンキングの本当の大きなテーマは自分の人生・使命を受け入れることだと分かるようになりました。王ムファサの子供だからシンバも王。王は生まれながらにして王。自信がなくても、辛い過去があっても、生まれたときから決まっている使命。シンバは王として生まれたんだから王として人生を全うしないといけない。それは義務であり責任なのです。ムファサは生前、王としての生き方をシンバに伝え続けました。そんなムファサを自分が殺しちゃったと思ってるシンバはめちゃくちゃ葛藤します。何度も自分に問いかけ、いろんな人の助言を受けて、やっと自分の使命に気づく。昔追放された国だから戻るのは怖いし、ハイエナに倒されるかもしれない。自分は王になれる器じゃないかもしれない。そんな苦悩を乗り越えるシンバがカッコいいです。
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