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ふしぎの国のアリスのhaizaraのレビュー・感想・評価

ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)
5.0
ご存知の通り、あまりにも有名なトリップガール、アリスの夢の世界なので、全編にわたり非常にシュールで脈絡のない悪夢的表現が続きます

ディズニー唯一のドラッグムービーでしょう笑

ドラッグムービー大好きな私は、星5付けざるを得ません

正に水タバコ吸いながらA〜〜だか、E〜〜だか、U〜〜だか、イモムシが呻くように歌っているシーンなんかは正にジャンキー表現だと思いますよ

他にも怪しい色した液薬を飲むと、アリスがデカくなったり小さくなったりするのも、ある種のトリップ効果の暗喩に思えます

また、あまりにも狂ったお茶会は、ドラッグパーティーそのもののように思います

焦点の合わないマッドハッターと、三月うさぎの繰り返す意味のないやり取り、会話にならない会話、可愛らしいBGMとキャラクターでコミカルに移るものの、普通に精神錯乱したジャンキー達の戯れと思ったらめっちゃ怖いです笑

まあそんなこんなで、年に一度は現実逃避で観たくなるディズニードラッグ

大好きです(^^)
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