この映画の存在は、全く知らなかった。
ケーブルテレビで放送されたのを偶然録画していたが、そのまますっかり忘れていた。
しかし最近どこかで、この作品の批評を観て、DVDに録画してあった事を思い出し鑑賞。
アンデスの聖餐事件の『生きてこそ』と同じ題材の映画。遭難者が生き残るために、先に亡くなった仲間を食べると言う究極の選択を迫られる。
カニバリズムとサバイバルを描いている。但し、人体破壊描写や人肉食のシーンは最小限にとどめられているので、ホラー的な描写は無い。
さらに後半は、戦時下の裁判所を舞台にした一種のファンタジーへと変化して行く。
実話ベースの映画。