とんでもない映画を観てしまった…
こんなに難しくて頭を使わされる映画はない
事実だけを淡々と描写し、ほとんど何の感情表現も主張も描かれてなくて解釈が物凄く難しいけど、古典的ななカニバリズムという…
いつもお世話になっている
UNTITLEDMOVIEで
「一線を越えた」作品群で
興味を持った一作。
大戦中、極寒の知床半島で
遭難した漁船の乗組員たちのおはなし。
三國連太郎、奥田瑛二、田中邦衛、…
尊厳って贅沢。
近くの村まで40キロも離れた極寒の洞窟に漂着した4人の男は、ついに食べることも出来ず、一人ずつ餓死してしまう。
極限状態であっても人の肉は食べたい訳ではない。まして仲間だった人間…
もっとグロくてエゲツないホラーの様な作品と思っていたら人間ドラマだった。
まるで演劇を見ている様な作品。
田中邦衛好き過ぎる作品。
こんな極限状態での出来事を他人に裁く事は不可能なんじゃない?…
ずっと舞台を見ているような静かな緊張感が続き、気づけば没入していました。
極限状態の飢えを知らない自分には、登場人物の心情を完全に理解することはできません。
法律も倫理も道徳も、きっと平和だからこそ…
『日本の黒い夏 冤罪』熊井啓監督作品。
戦時中、軍事物資を船で運んでいる最中知床半島沖で一隻が沈没してしまう。
三國連太郎演じる船長ら4人は知床半島に漂着するも真冬で食糧も無い上に海は流氷で埋めつ…
極限状態なら人肉を食べるかって改めて考えるとすごい問い。これ実際にあった事件なんだよねぇ。
食べたら普通の人間ではいられなくなるって感覚も分かる。
この前に見たカニバリズムが野火だったんだけど、野火…
極限状態でカニバルする日本人たちの話。
今までカニバってる映画割りかし見てきたけど、日本人っていう設定だけで結構辛いもんがある。
時代設定もあるかもやけど、これを倫理的に裁いていいのかどうなのか絶…