舞台は神戸
老人と三人の小学生にとっての生と死
初夏から秋にかけての鮮やかな記憶
日本的でありながらグローバルな普遍性を獲得できるだけの十二分な奥行きを持った作品(関西弁ならではのオラオラな感じと敬語の使い分けが絶妙すぎて、これはどうやっても海外の人には伝わらなそうで、言葉によるコミュニケーションの限界思い知らされつつも)
映画番長篠田昇のカメラ、セルジオアサドの音楽
戸田菜穂がまぶしい(これがデビュー作)
障子を張る場面があった
高校生までいた実家では進学校には進んだものの酒、タバコ、(同級生がガキに見えてメンタル強いほうの)プチ不登校と、かなりの親不孝者だったけど、何度か障子を張り替えたことがあったのを思い出してなんだか救われた気がした
相米慎二 7/15