Shizka

素晴らしきヒコーキ野郎のShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

素晴らしきヒコーキ野郎(1965年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

いやあ、いつまで続くんだこの茶番、なかなか飛ばない。

ドジっ子ドイツのヒコーキ暴走を冷めた目で見つつ、こんなレベルが参加者なのかよ、とガッカリしてた。石原裕次郎も出てこないし。

出てきたと思ったら、ろくに英語も話さず、演技らしき演技もせず終了。そもそも日本が参加するの、無理がない? なぜ1カ国だけアジアから、、

飛んでいたのは正味30分くらい? 当時のクロマキーをふんだんに使った、努力の後が窺える撮影。苦労したなあーとは思うけど、まあちゃちい。なにかお笑い要素、ドジっ子要素が挟まる。しかもお寒い。

ヒコーキにかける夢とか頑張るマンを期待していたんだけど、ちょっと違ったなぁ。お笑いに終始してたけど、コントみたいだったね。まあ、面白いと感じる人も、いるんじゃないのぉ。私は面白くなかったけど。

全部がわざとらしく見える。それはちゃちいクロマキーのせいだけではない。ちゃっちゃか早送りするスピード感も、わざとらしい展開も、作為的すぎてダメだった。むかしのサイレントコメディ映画、チャップリンとかに通じるものがあるかも。好きじゃないけど。
Shizka

Shizka