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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのdoncorgiのレビュー・感想・評価

4.2
舞台は1950年代のアメリカ。誰しもが認める特別で理想な夫婦だったはずの2人の関係が壊れていく…的な「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが再共演した暗めの恋愛映画。

ネトフリで2月14日までらしいので、前からウォッチリストで眠ってたこちらの作品をチョイス。どうやら胸が苦しくなるような作品だってのは把握してたけど、予想以上だった。個人的な過去と重なる場面もちょいちょいあったのもあってかなりグサグサ…。観ていてどうしてもフランクの肩を持ちたくなったけど、やっぱりフランクのダメな部分も見えてしまって…。

こういう共依存しまくって爆発するカップルって結婚して家庭を作っちゃダメだよな。ジョンが言ってたことがぶっちゃけ正論。子どもが1番の被害者。ほんと観てて救いようがなかったわ。

とまぁ、ストーリーは陰鬱でかなり後味が悪い仕上がりだけど、逆にそこまで視聴者を胸くそ悪くできる2人の演技力がスゴすぎる!口喧嘩してるシーンはもちろん、ふとした瞬間の表情だったりが本当にたまらん。さすがのアカデミー賞受賞コンビ!気分は下がるけど観て損はないと思う。

大好きなゾーイ・カザンのちょびエロシーンがあったのと「タイタニック」のおばちゃんも出てたのが個人的にポイント高い!
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