ちはな

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまでのちはなのレビュー・感想・評価

4.0
結婚の理想と現実

結婚する時って 沢山の夢&希望に少しの不安
でも 何があってもふたりで乗り切ろうね・・・みたいな

その昔 妻子持ちの人(30代)に 正々堂々と「付き合ってくれ」と言われたことがあります
彼はちょっと特殊な人で 所謂 恋愛依存症
私は 20歳そこそこで まだまだ結婚に夢も希望も持っていた頃
当然 言いましたよ
私「Aさん 結婚してるじゃないですか?」
この質問に対して彼は
A「俺は 一生 恋愛してたいんだよ」
『?』
わかります? 彼は私を好きな訳では無いのです『恋愛』がしたいのです

私「じゃあ 奥さんと一生 恋愛すればいいじゃないですかぁ」
青い…青いぜ自分 と 今では思いますが 当時はまだ『大人の事情』など理解していない
そして 彼の答えが又衝撃的で

A「奥さんの事は 嫌いじゃないし 好きだけど 愛してないんだよね」
だって(子供の事は 愛してるって言ってた)
もう 小娘だった私は『結婚』って何なの?ってなりましたよ



結婚観も人それぞれだけど 継続させるって事を大前提に考えると お互い努力しないとね
全てをガン見してしまうと 行き場を無くす気がします
キャシー・ベイツの旦那さん役のおじ様の行動が 全てを物語っておりました

あそこの夫婦 仲良いなぁ とか思ってたのに『離婚』なんて事もありますからね
ホントに 他人の家の事情なんて わからないものです
ちはな

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