気泡

マリー・アントワネットの気泡のレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.4
色彩が鮮やか。凄い。
デザートもドレスも小物も鮮やかで細かくて豪華。
どれだけのお金がかかってるんだろうって思っちゃうくらい豪華。
マカロン美味しそうすぎて食べたくなった(笑)

夫婦の雰囲気も好き。
情熱的に愛し合ってるって感じではないけど、お互い不器用ながらも想い合ってて、それが所々で感じれるのが好き。
出産シーンのルイ16世とか、ちょっとした会話とか、避難してるシーンとか、そういう部分で感じられる雰囲気が好き。

14歳であの環境に行くのは酷だよなぁ…。
特にお世継ぎ問題…。14歳ってまだ子供なのに……凄い時代だよ…。

中盤までの色鮮やかで贅沢三昧の日常が忘れそうになるほど、終盤のシーンが暗いし重い。
暗くて重いけど景色が美しいまま終わるのが凄い。
え、そこで終わっちゃうの!?って思う終わり方だけど。
この後のルイ17世の事を考えると苦しくなるような余韻が残ったなぁ。

現代の映像技術と色彩で見たくなった。
気泡

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