じゅん

マリー・アントワネットのじゅんのレビュー・感想・評価

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)
3.8
監督はフランシス・コッポラの娘さんソフィア・コッポラ。
マリー・アントワネットを演ずるのは、スパイダーマンシリーズで有名なキルスティン・ダンスト。このひと、どっからどうみても僕にはブスにしか見えないのですが…

ロケは本物のベルサイユ宮殿。背景も服装もかなり華美だけど、微妙に彩度を落としたパステルな感じで悪くない。あとは音楽が、ビバルディとかももちろん使いつつ、The CureとかAphex Twinsとか, New Order/Joy Divisionとか使ってたりするので妙にかっこいい。ルイ16世が即位したあとで、Plainsong / The Cure からCeremony / Joy Division にメドレーになるあたりとか、個人的にはかなりアガります。
映画そのものは割と淡々としてます。ギロチンがどうしたみたいなものもないし。私小説+αっぽい感じです。それでもよければおすすめ。