（訂正）下手な映画を見るより全然いい、アクションシーンやBGMが素晴らしいと聞き借りてみた。とにかく音楽とアクションが素晴らしい。また、山崎や土方、近藤、沖田の役回しが素晴らしい。そしてなにより加納惣三郎役の松田龍平。無表情なのに時折突然色気が出たり、少年のように笑うシーンなどでぞくっと来た。難しい役だったと思う。インタビューをみて今の自分と同い年とは思えないな〜でも同い年だな〜とか思ったりした。最近の映画で、衆道をここまで丁寧にわかりやすい物語設定で描いているのはみたことないなーと思った。最後になんて言ったのかがきになる…。二回見たが、やはり最後のシーンは難しい。近藤と土方の恋愛感情まではいかないが、誰も入れない領域を沖田総司が語ったり、沖田総司に対して、惣三郎が恋心を寄せているのか、？などなど、考察が多方面からできて楽しい作品でもあった。松田龍平が持つ冷徹で人間味のない狂人が似合う演技は初映画でもうすでに発揮されていた！
