まさに90年代ニコラス・ケイジ映画！といった感じ。
本作のほかにも、同時期に「ザ・ロック」「フェイス/オフ」など、銃弾飛び交う爆発量多めなアクション映画に出演しているニコラス・ケイジですが、本作も上記2作と同系統な映画です。同じような雰囲気なのに、どれも楽しめるから不思議。
ジャンル分けしたら3作品とも確実にアクション映画に分類されると思いますが、本作はいわゆるアクション要素はあまり多くなかった気がします。例えばカーチェイスとか、殴り合いとか、銃撃戦とか。もちろんそれらもありますが、そこがメインだったかと問われれば、少し違ったような。
アクション映画ではありますが、緊張感の漂うサスペンス要素の多い映画です。
登場人物は、何をしでかすかわからない猟奇殺人鬼や、気が立った過激な犯罪者ばかり。
彼らを主人公がどう出し抜くのか。そこが本作の物語の中心だと思います。
「ザ・ロック」「フェイス/オフ」と並んで、安定した面白さがある映画です。
アクション映画好きなら、少なくとも見てがっかりすることはないのでは。
好きな映画です！
