鹿shika

コン・エアーの鹿shikaのレビュー・感想・評価

コン・エアー(1997年製作の映画)
3.7
刑期を終え、出所した元軍人の主人公。囚人専用の航空機に乗り込み、妻子との再会にウキウキしていたが、そこに極悪犯達も同乗することに。案の定、すぐに飛行機は乗っ取られ、ハイジャックされてしまう。

中学生の頃から大好きな、私の映画好きを構成させる映画の一つだ。
このニコラスケイジの髪型が、どこか似合っていないと思っているのは私だけなのだろうか。幼少期の頃からずっと思っていた。
でもラストの、妻子との再会の時「散髪に行き忘れた」と言う洒落の効いたセリフに繋がるのでAll OKだよ。

まあそんなことは置いておいて、この映画はやっぱり最高なんだよな。
少し前に上映されていた韓国映画『オオカミ狩り』は今作から思いついたのではないか?とさえ思ってしまう。
『コンエアー』は極悪犯罪者vs普通の囚人で、
『オオカミ狩り』は極悪犯罪者集団vs警察vs怪物だろ?
絶対『コンエアー』からインスピレーション受けてるって!!!!!異論は認めません!

そしてキャストも豪華ですな。
ニコラスケイジとジョンマルコビッチなんて、今考えたらヨダレだらけの配役ですよな!!!!
とにかく極悪犯罪者をジョンマルコビッチにやらせて、上手くいかないはずがない。
最高の悪役なのだよ。
ラストの”コンエアー”を不時着させるところなんて、何回見たことやら。
そして、その後の重機で圧迫させるシーンも何回見たことやら。

このくらい漢臭いアクション映画が近年は足りていない気がする。
もちろん『ジョン・ウィック』のようにスマートなアクションも大好物なのだがな!

最後に、なぜか私が好きなセリフを投下して締める。
レナード・スキナードの”sweet home helping”を踊りながら聴いて、言ったセリフだ。
なんて言うか、なんか洒落てるだろ?
私はこのセリフを日常で使いたいのだが、日本ではこの曲が流れもしないよな。

♪〜sweet home helping〜♪
「まさに皮肉だ。今踊っている曲は、飛行機事故で死んだグループのヒット曲だ。」
鹿shika

鹿shika