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コン・エアーのPePeLaNdのレビュー・感想・評価

コン・エアー(1997年製作の映画)
4.1

ニコラスケイジ って女性から人気がないですよね?なんでだろう?薄いから?ハゲだからなの?ねぇそうなの?教えて!

そんな女性達に朗報です!今作での我らがニコラス兄貴はロン毛です。ヤメて!悲鳴とかやめて本当に!この頃のニコラス兄ぃは二枚目路線だったんだから!この見た目だよ?勘違いだってするさ!髪が無いくらいいいアドバンテージなんだから…

と前置きが愛に溢れちゃいましたが見所を端的に言うと

※ストーリー等はネットをdigして頂ければ山程落ちているのでセルフサービスしてくだぱい。

①ジョンマルコヴィッチの「サイバイ」事件

詳しい役どころは忘れたんですがw
何やら強烈なサイコ野郎だった筈。そんな彼がこの映画の引っ掛かりでもあるのです。まずナチュラルに視点が合ってないのが妙にサイコ感を醸し出すのとセリフ選び(吹替え)がいちいちクセなのです。

「お前なんか喉が渇いた時に唇の両端につく白いねばねばみたいなもんだ」

?あぁなんか分かる。そしてクセになるチョイスぅ…なんか臭そうで好きじゃない感じ。うん的確!

もう一つが最強のクセ「サイバイ」事件

今作でのマルコヴィッチさんの役名が「サイラス」なんですが、あるシーンでガソリン塗れの囚人にサイラスがタバコを投げつけようとするシーンがあってガソリン塗れの男が助けを乞い「サイ…」とサイラスの名前を呼ぼうとするところで画面がサイラスに移り「…ナラ」と言い「ほなさいなら」的なくだりが展開されるのですがおかしいと思いませんか?笑

英語ではサイラスはサイラスだけど「さいなら」はグッバイだからね!!本当なら「サイバイ」だから!お前自分の頭の毛を栽培しろよ(失礼)と最高に面白いシーンシーンがあるから要チェキラなのです\⍩⃝/

②ニコラス兄ィの笑顔
冒頭で思う存分兄への愛を吐露してしまった私だがやはりこの映画はニコラス兄ィの魅力は全開である。唯一の囚人仲間は糖尿病なのだが差し入れの大味そうなケーキをあげたり銃で腕を撃たれても長髪を揺らし(ひぃー)ノーリアクション芸を繰り広げキレたらまた無双ちゃうのかよと懲役を過ごしても反省しない兄ィ(実生活でも結婚を数回…)を思う存分に楽しめるのも一つなのですが今作のエンディングがまた最高なんです。

今作では飛行機を舞台にした脱獄プリズナー映画なのでラストまで緊迫した状態が続き(テンポがいい)全員が鬼気迫る表情が多いのは当然と言えるのだがエンディングでは心地よいキャッチーな曲が流れエンドクレジットで出演者全員の劇中から抜粋された笑顔シーンがリズミカルに映し出される。悪人サイラスは勿論、我らがニコラス兄ィの笑顔もラストでバチッとキメ女性達の叫び声を誘うのだ\⍩⃝/

とはいえ最高に面白く!なんと言うんですかよく地上波でもゴールデンでやってた映画のあの頃感が感じれる一本


TSUTAYAやGEOでアクションコーナーの「コ」行のコーナーにあるので是非digしてレンタルしてみてくださいませ!
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