ゆきやんまる

パブリック・エネミーズのゆきやんまるのネタバレレビュー・内容・結末

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

12/11/10
パブリックエネミーズ」
76点

1930年頃のアメリカ、大恐慌時代の犯罪王ジョンデリンジャーとFBIの戦い。そして彼とその女ビリーとの愛を描く。ノンフィクション作品。

この作品で表されたのはジョンデリンジャーの生きざまそして男としての美学のようなもの、とても渋くて自分の中ではかなり噛み合ったが若干好き嫌いが分かれると思う。

作品の前半では銀行強盗、そして刑務所に行って脱獄みたいな感じでデリンジャーのかっこよさが描かれる。そしてビリーと出会い、二人は愛しあい、デカイ一番を成功させ国外へ逃亡する予定だったがゆっくりとFBIの影が忍び寄る。

FBIの捜査官を演じたクリスチャンベールの上手く捜査が進まないことへの苛立ち。デリンジャーの逮捕のためなら手段を選ばない。FBIに対しての不信感を抱きつつも徐々に追い詰めて行く。決して派手ではなくゆっくりと確実にそんなクリスチャンベールの演技は良かったが少し存在感が薄くも感じられた。

加えて犯罪仲間など登場人物が多いので誰がどんな役割を果たしているのじかわからない、そんなところはある。

ただ時代は池へのこだわりは相当高く、当時の状況を上手く再現している点については素晴らしい。
ビリーを演じたマリオンコティヤールの会陰ぎは良かったと思う。つか、純粋に美しい。

デリンジャーの最期は男として潔く死んで行った。そこが今もなおたくさんのファンがいる理由の一つなのだろう。エンター底面っとしては少しムジカしい部分もあるがデリンジャーの生きざまが良かった。