パブリック・エネミーズの作品情報・感想・評価

パブリック・エネミーズ2009年製作の映画)

PUBLIC ENEMIES

製作国:

上映時間:141分

3.2

「パブリック・エネミーズ」に投稿された感想・評価

NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.7
友達はおれのことを「ジョン」と呼ぶ…
お前らは「ミスター・デリンジャー」と呼べ…

「先輩はデリンジャーって知ってます?」
ケンリュウは顔を赤くして酒をこぼしながら聞いてきた。

「おう、アメリカの昔のギャングだろ?映画は二本知ってるぞ、ウォーレン・ウォーツのやつとジョニー・デップのやつ…」
「さすが…先輩は知っとると思った…ジョニー・デップの方…」
「『パブリック・エネミーズ』だな」
「おれ…あれが好きでこないだ真似したんすよ…『友達はおれのことをケンって呼ぶ…でもお前らは○○さんって呼べ』って…」
ケンリュウは「かっこいいっしょ」と言ってひゃはははと笑った。

ケンリュウと知り合ったのは彼が暴走族を引退した頃で、「更正」の名の元におれのいた会社に入ってきておれの部下になった。やんちゃなやつではあったが仕事は真面目だったし、まったくタイプの違うおれになぜかやたらとなついてきて、おれもこいつをを可愛がった…町でごろつきとケンカして逮捕され警察まで身柄引き受けに行ったことなんかもある😁💦

しかし、ケンリュウみたいな男に社会はずいぶん生きにくいところだったようで…
「更正」は2~3年しかもたなかった💦

はっきり確かめたことはないが、現在は「反社会的勢力」の組織に属しているはずだ💦
でも忘れた頃に連絡してきて、たまにこうして二人で飲む…その時はあくまでも先輩後輩の関係でケンリュウはあくまでもおれを先輩としてたてるし、別に隠してるわけではないが、おれも彼の仕事についてはあまり触れないようにしている。

「お前も映画なんか観るんだ?」
「好きっすよ…若いのに映画借りてこいって言うと気ぃ使ってヤクザ映画とかギャング映画ばっかり😁でもデリンジャーは面白かったっす。」

マイケル・マンのこの「パブリック・エネミーズ」でデリンジャーを演じるジョニー・デップ…最近はあの海賊やら…やたらとファンキーな役どころが目立つけど、この映画の彼は男のおれから見ても美しい。着てる服ひとつとってもカッコよい。そして…なんだかひどく哀しく見える。

ギャング映画としては実話のせいか…なにかダラダラ続く印象があるのだが、じわじわと破滅が近づいて来るような感じもあって…おれはなんか観いってしまうんですよね💦

この時代のギャングも警察も街並みもファッションも…なにかひたすら「滅びの美学」のように見えてくる。
テレビのニュースなんか見てると最近のヤクザなんか普通のサラリーマンより大変そうだ…「パッと男を散らす」ような時代ではないのだ。

「もう小学生っすよ」
スマホの子供の写真を見せながらケンリュウはまた、ひゃはははと笑った。

別れ際…
「先輩はおれのことをずっと『ケン』って呼んでくださいよ」

映画好きの極道…
極道が好きな映画…

タクシーに乗せたケンリュウはちょっと暗い目をしてる気がしたなぁ…おれはふとそんなことを思った。
なんとなく思い出したので記録、もう一回見たいなあ、かっこよかった、
ひじい

ひじいの感想・評価

3.9
銀行強盗アイドル、ジョンデリンジャー

人は殺さず、弱者からは金を奪わない銀行強盗。そのスタイルに一般民衆は彼をヒーロー扱い。
対する熱血刑事がデリンジャー強盗団を追う。

同マイケルマン映画「ヒート」をそのまま禁酒法時代に持ってきたようなお話。
が、ヒートほど熱くはならなかった。。。

どうもデリンジャーが魅力に欠ける。
同じジョニーデップのギャング映画なら「ブラックスキャンダル」のバルジャーの方がよっぽど魅力的で恐ろしかった。

ただ、銃撃戦の迫力は文句なし。
禁酒法時代といえばドラムマガジンのトンプソン。ドスドス響く銃撃音が凄まじい。
山荘の銃撃戦は美しさすら感じた。

どうでもいいけどジョンデリンジャーって名前かっこよすぎ。
トンプソン・サブマシンガンが好きな人には堪らない!まずフォルムが良いし銃声もいい!禁酒法時代のギャング映画が好きな理由の一つでもある
ジョン・デリンジャーをモデルにした映画を観たのは本作が初めて
やっぱり男は黙ってオールバックだな
巨匠マイケル・マン監督作品で主演はジョニー・デップ、この二人でギャング映画ですから公開当時は大いに期待を膨らませてました。1930年代に銀行を荒らしまくった大強盗ジョン・デリジャーをジョニー・デップが魅力的に演じてましたよ。自動小銃を使った銃撃戦も「ヒート」並みにカッコ良く、迫力もありました。
でも何て言いますか…。「ヒート」の二番煎じという思いが頭の中をよぎってしまいます。実在の人物を描いた作品ですから、ヒューマニティという面を強調されるのが本来の姿でしょうが…。「ヒート」並みの演出に注目が行き、人物描写を殺してしまったように感じます。
ジョン・デリンジャーがギャングになったところから等の半生を描くぐらいの入念さがあればもう少し良くなったかもしれませんね…。
「ヒート」とは違う質の映画に、その演出をそのまんま持ち込んだことに違和感が払拭できなかったのが正直なところです。
役者が豪華じゃなかったら糞な気が。ドンパチ不足?コティヤール美人!
ジョニデの映画久しぶりに観た気がする。実在人物を基にした話で、時代背景や事件に関して勉強が足りなく、なかなか状況を理解できず反省。チャンベール演じる捜査官、ただただかっこいい。
終わりのビリーへの面会?でのシーンが切なくてよかった
TM

TMの感想・評価

4.0
男の矜持、時代の変遷
最期に観た映画が男の世界ってフィクションよりフィクション
844

844の感想・評価

3.5
強盗黄金時代、
悪の大王ジョニー・デップ、
時代感がいい。
コティアールちっちもらす。
お巡り対マフィア
しょう

しょうの感想・評価

3.5
大恐慌期のマフィアという題材は個人的に大好きなので見てみた。わずか一年と少しという短い時間を太く短く生き抜いたジョン・デリンジャーがかっこよかった。善悪の問題ではなく、かっこよさというものに主眼を置いた映画だと思う。少し時間が長いことが欠点かな。
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