miyu

蛍火の杜へのmiyuのネタバレレビュー・内容・結末

蛍火の杜へ(2011年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

45分という短い作品ですが、切なく、でも心が温かくなる本当に素晴らしい素敵なストーリーでした。

幼い蛍が成長し、ギンと惹かれあっていく過程、好きだからお互い触れたいけど触れられない、触れたらいけないというもどかしさ、人とも妖怪とも言えない不思議な青年と人間の少女の恋…きっと易々とハッピーエンドにはならないんだろうなと、なのでラストを考えるともう切なくて胸がいっぱいです。
原作が少女漫画なだけあって、キュンとする場面が多々あります。ギンの蛍に対する言葉や態度が最高なんですよ!!

「来い、蛍。やっとお前に触れられる」
やっと触れ合うことのできた2人。でもそれは一瞬で、なんとも切ない。ここで涙腺は崩壊、大号泣です。
哀しいけどハッピーエンドなんだよなぁ、これでよかったんだと思う反面、やっぱり2人幸せになってほしかったと思わずにはいられませんでした。

時をかける少女もですが、夏になると観たくなる、そんな作品です。
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