2023_056
連続する写真
光と影が表すもの
そこに映画がある
撮影監督にスポットを当てたドキュメンタリー。まさにプロフェッショナル 仕事の流儀でした。
こういった映画のスタッフに焦点を当てたドキュメンタリーは『映画の見方』を教えてくれる大変貴重な講義。何度も「なるほど!」と膝を打つ場面があり、映画は映画館で観ることを想定して作られているのだから、映画館で観ることが何よりであると改めて思い知る。
ただ素人は一度にすべての情報を受け取ることは不可能だと思うし、あまり細かいことを気にし過ぎて逆に集中出来なくなっては本末転倒だとも思う。
好きな映画を繰り返し何度も観る。すると観るたびに新たな発見がある。そんな距離感が好きな私は、本作の様な講習・ガイドを適時観ることにより、映画の歴史や技術の進歩を学び、視点を増やして行くくらいが丁度良い塩梅かと思うのです。
最近になってモノクロ映画の良さに気付き、本作を観て改めてモノクロとカラーの表現の違いを学んだ。モノクロ映画が苦手な方には特にオススメしたい内容です。