Q太郎

素晴らしき日曜日のQ太郎のレビュー・感想・評価

素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)
3.5
戦後間もないある日曜日の出来事。
ロケを多用してドキュメンタリー風。
黒澤監督には珍しい小品という感じ。

戦後間もない東京の雰囲気を味わえます。まだまだ焼け野原なんですね。

最初と最後のタバコのシーンで雄造の気持ちの変化がわかります。来週の日曜日はもっと楽しくなって欲しいなと思いました。

第四の壁を破る話題のシーンは当時の映画館でどう捉えられたんだろう。日本人には向かない演出だったろうなあと感じました。

中北千枝子は不思議な魅力があります。すごく可愛いわけでもないんですが、何か心に残ります。
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