このレビューはネタバレを含みます
これは調子に乗った若者が、文字通り痛い目を見る話。
ただそこに至る経緯が、彼らにとって不幸が重層的に重なった為、誰の悪意も介在する事なく出来上がったシチュエーションなのは感心させられた。
・リフトハンドラーは対象をキャッシュで乗せたアルバイト
・ヒロインはスキー初心者
・尿意を催したので、ハンドラー交代
・交代したハンドラーが最後の客を勘違い
・週末しか営業しないローカルスキーエリア
そこから先は知恵を出す余裕もなく、次第に思考力が奪われて、暴挙に出る。
そして事態は悪化の一途を辿る。
よく出来た映画だと思う。
面白いかどうかは別にして。