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リプリーのmokemokeのレビュー・感想・評価

リプリー(1999年製作の映画)
4.0
冴えない青年リプリー(マット・デイモン)は富豪と知り合い、イタリアへ行っている富豪のドラ息子を連れ戻すように依頼される。

ボンボン息子を絵に描いたようなイケメンのディッキーを演じるジュード・ロウ✨
なに、このギラギラ感😳
こんなギラギラ、日本人で対抗できるのは北村一輝さんくらいだろう✨

ディッキーの彼女役をグウィネス・パルトロウ(個人的に好き😍)
金持ちのお嬢様役にケイト・ブランシェット。
豪華俳優陣🤩

ディッキーの友人のフレディの鼻持ちならなさは天下一品💥
学生時代は絶対いじめっ子や!


リプリーはディッキーと仲良くなるのだがその友情はやがて・・・


豪華俳優陣の演技合戦
特にグウィネス・パルトロウは、話が進むごとにリプリーに対して態度や表情が変わっていくのだが、その演技はお見事だった。
ジュード・ロウの生まれながらにボンボンの傲慢さが見え隠れする感じは演技に見えないほど。
そしてマット・デイモン。2つの顔を使い分ける演技は流石としか言いようがない。






ネタバレです↓













『saltburn』の原点である『太陽がいっぱい』のリメイクと聞いたこちらの作品。
全く同じではないが、なるほど設定はよく似ている。
『saltburn』があまりに衝撃的な場面の連続だったので、こちらが薄味に感じてしまった😅


だけど見応えのあるストーリー✨

リプリーは嘘をつき、どうにもならなくなったら人を殺す。
ディッキーやフレディから不憫に思えるような扱いを受けたのでリプリーに感情移入してしまった😥

リプリーがピアノを弾いている所にピーターがやってきて、心の闇を吐き出す場面はどう考えても後悔しているように見えた。

『saltburn』のオリヴァーがサイコパスだとしたら、リプリーは嘘を重ねた結果、殺さざるを得なかったのでこうなってしまったように感じた。

しかもマット・デイモンだから嫌いになれなくて💧

嘘で塗り固めていき、どんどん自分の首を絞めていく💧
彼はこれからも嘘をどんどん重ねていくんだろうな😞
でも嘘は剥がれていくだろう🫥

ラストは、せっかく良き理解者ができて良かったねと思ったのも束の間・・・
そうやって生きていくしか道はないのか・・・🫠
また偽装工作して遺体は海に落とすのかな・・・
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