リプリーのrikurieのレビュー・感想・評価

友達同士の依存関係、ヒエラルキー、マウンティングと劣等感、妬みと憧れ…。ってつまり古今東西、人種や文化、社会が違っても同じなんだなと痛感。
落ち込みもするけど、なんだか安心もするというか。
太陽がいっぱいは小学時代に観て、偽サインの練習風景と最後の破滅シーンばかりが印象に残ったが、50を過ぎて観たこのリメイク版は、リプリーとディッキーが応酬する言葉と表情に引っ張り回された。
原作を読みたくなる良い映画だと思います！