Tomo

リプリーのTomoのレビュー・感想・評価

リプリー(1999年製作の映画)
3.7
マットデイモンとジュードロウ
愛憎入り乱れるサスペンスロマンス

恵まれない家庭出身のリプリー
(マットデイモン)
彼にはある特技があった。
それは人の真似をすること。


イタリアで遊び呆けてる御曹司(ジュードロウ)をアメリカへ連れ帰るよう指示を受けたが、いつの間にか気持ちは彼を愛するものに変わっていったことで軋轢が生じる。

前半のバケーションロマンスから
後半に一転してサスペンスに。
彼の特技が活かされます。

若きジュード・ロウの色気
そして人を惹きつける魅力。
触れると火傷する太陽のよう存在
これがすごかったです。

マットデイモンの地味な雰囲気と
じょじょにジュードロウに惹きつけられていく心の移り変わりも見応えあり。

ケイト・ブランシェットや
グイネス・パルトゥロウが華を添えているのも本作の魅力で、この二人が主人公のリプリーにとって厄介な存在に。

終盤のサスペンスとしての展開もしっかりしていました。
Tomo

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