ぷかしりまる

沈まぬ太陽のぷかしりまるのレビュー・感想・評価

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)
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想像のつかない悲しみの総数に耐えられない
死者にそれまでの生活とありうる未来があったのだと感じた 無数の棺やシートに包まれてヘリコプターから降ろされる遺体
あまりにも苦しくてドラマとして見ることはできないと思っていたが、30分〜終盤まで完全に日本航空社内の不祥事を告発する話(労働争議)になっており、いくぶんか創作物として割り切って鑑賞できた あり得た物語に耳を澄まさなければならないと思った 残された人が語るあり得た物語は単なる願望として済まして良いのだろうか

ただ創作された作品として見るとCGのクオリティとか「私をライオンの前に差し出せば、ライオンも野生のカンを取り戻すかも」という謎のセリフとか、内見してる途中に発情する愛人(女)とかどうなの?