沈まぬ太陽の作品情報・感想・評価

「沈まぬ太陽」に投稿された感想・評価

MinaKitano

MinaKitanoの感想・評価

3.0
途中休憩がある映画は初めて。笑

長いけど長さを感じさせない。
本は長すぎて読みきれず、映画みる。
KOICHIRO

KOICHIROの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画『沈まぬ太陽』鑑賞。
原作はご存知、山崎豊子の同名のベストセラー小説。
ハードカバー5巻から成る大作です。
山崎豊子の小説はどれを読んでも面白いのですが、その中でも、この作品は一、二を争うほどのお気に入り。
ただし、小説を読んだときには、あまりのスケールの大きさと、いろいろしがらみのあるストーリー故に、映像化されることはあり得ないと思っていました。
その小説が映画化されたということで、ワクワクしながら映画館へ。
まず、見終わった感想を一言。
噂に違わぬ素晴らしい作品だと思います。
200分を超える上演時間は、一本の映画としては異例とも思える長さで、途中10分間の休憩時間まであるのですが、最後までまったく飽きがくることはありませんでした。
山崎豊子ファンでなくとも、自信を持ってお奨めしたい映画です。

★さて、ここからややネタばれ★

この作品はもちろんフィクションですが、舞台となっている企業は日本航空。さらに主人公・恩地元をはじめ、登場人物の多くは、実在の人物がモデルとなっています。
そして、事実のデフォルメとフィクションが混ざり合い、恩地元は正義の味方、日航は悪という構図が強調されているため、日本航空には、『沈まぬ太陽』に対する相当なアレルギーがあるようです。
事実、小説が連載されていた週刊新潮を、当時、機内搭載雑誌から外したり、映画化に際しても一切協力をしないばかりか、映画化反対の声明まで出したりしています。
確かに、ここまで小説に書かれてしまったら、当事者としては面白くないでしょうね。自分が日航関係者であれば、名誉毀損で山崎豊子を訴えかねない内容です。
まぁ自分は日航の社員でもないし、身内にも関係者はいないので、純粋に小説や映画を楽しむことができましたけど。
ただ、企業内部の経営や人事に関する暗部が描かれているため、自分の立場上、嫌でも現実の仕事のことを思い浮かべてしまいます。
なんてったって、私の仕事である「人事」は、この小説では悪の権化ですから(笑)
もっとも、現実の人事も結構ブラックな世界で、労使交渉が終わったあとに、人事担当役員と私との間で「あいつはカラチだよな」「いやナイロビで」なんてシュールな会話を交わしたこともあります(笑)
話が映画から、どんどん横道にそれてしまいました(苦笑)
ともかく。
面白い映画&小説であることは間違いありません。
見応えのある、読み応えのある重厚な作品です♪
ところで、映画冒頭の御巣鷹山事故の遺体を検視する体育館のシーン。
お友達が看護士役としてエキストラ出演しているはずなので、目を凝らして探してみたのですが見つけられませんでした。う~ん、残念。
こういう企業体質は「過去のもの」だと信じたい。「昔の会社ってこんな理不尽でクソッタレだったんだな」っていう教材なんかなと思った。
じぶんだったら2000%仕事辞めてる
KenEndo

KenEndoの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

(記録)2018.12.08

山崎豊子作品は白い巨塔に続いて二作目だが、重厚な人間模様は相変わらず。組織の闇と人間の強さを改めて認識できる。
会社勤めする人間は一度は見るべき。

左遷される恩地と、昇進する行天の対比。
それでも人間らしいのはどちらか。
彼はなぜ会社を辞めないのか。
二度目のアフリカではどういう心境変化があったのか?

本作は、池井戸潤「空飛ぶタイヤ」と構図は似ている。組織の理不尽と人間の強さがテーマ。ただし3時間の長尺はインターミッションを挟まないとやっていられない。
CYALARA

CYALARAの感想・評価

3.0
長すぎてトビトビで見たから
あんまり話繋がってないけど
全体的にツラ
HideoGoto

HideoGotoの感想・評価

3.8
原作は随分前によんだきりだったが、やはり、いろいろ考えるな。企業倫理、家族、いろいろ。
びぎR

びぎRの感想・評価

3.0
2018/10/23に鑑賞
3時間20分という長尺ではあるが、原作の長さからダイジェストとならざるをえない。原作未読の人には?の部分が多そう。映像化という点では渡辺謙、三浦友和、石坂浩二、西村雅彦などのキャストはかなりイメージ通りだった。芝俊夫の堂本役は迫力不足。アフリカの女王のエピソードが好きなので割愛されていてちょっと残念。
だぶ

だぶの感想・評価

3.0
JAL経営陣VS労働組合・父親VS子供達・JALVS遺族・左遷に継ぐ左遷VS栄転 左遷先が実は一番良かったのよ映画

はぁー大企業怖い
山崎豊子による長編小説の映画化。友人とアフリカの話題になったときに、是非と勧められたので鑑賞した。
国民航空(JALがモデル)の社員である恩地(渡辺謙)と彼を取り巻く人々の描写や墜落事故を通して、人の生命にかかわる航空会社の社会倫理を描いた作品。
縦筋は労働組合の委員長ということで、組織の都合や社内の政治に振り回されることになった恩地の半生やかつての盟友だった行天(三浦友和)との対立を描きながら、墜落事故を通じて亡くなった人たちとその遺族を描くことで横の広がりを出すような構成になっている。
組織vs個人、仕事vs家族、効率vs安全性 などのテーマを重層的に絡めながら、そのどれについてもはっきりした結論は出さないようなシナリオになっているところは日本映画らしいか。いま映画化されるならば、確実に前編・後編に分けて、撮られるような作品だろうが、尺が3時間30分と中途半端なので、小説のあらすじをエピソード的になぞる場面が多く、背景描写が不十分であったのではと感じた。
とは言え、渡辺謙を始めとする豪華俳優陣の演技は見応えがあるし、ラストシーンも非常に心に残るので、社会派ドラマが好きな方には是非お勧めしたい作品。
電気羊

電気羊の感想・評価

3.0
ジャンボ旅客機の墜落シーンと、意味不明だがそのうち話が繋がる公開当時2009年最先端CG=現在2018年超ショボいCGによる象のハンティングシーンから始まる。ストーリーが進むにつれ航空会社の労使間の労働闘争や不正経営が主題だと分かっていく。会社から不当な扱いを受ける組合員たちと私利私欲に奔走する上層部。日本航空123便墜落事故を題材に取り入れ、知られてはいけないリアルな内部事情にモデルとなった日本航空から苦情があったのも理解出来るね。
>|