ゆうか

沈まぬ太陽のゆうかのレビュー・感想・評価

沈まぬ太陽(2009年製作の映画)
4.0
映画化不可能と言われた山崎豊子原作の映画です。
上映3時間とすごい長いけど全然飽きなかった。映画館に行って見る価値めっちゃあり。
25年前の日本航空墜落事故を機会とした改革。その中で戦う人々のドラマ。
「清濁併せ呑む」という表現があったけれど、あまりに「濁流」が根強く流れすぎていて多少の「清流」なんてはねのけられたり染まらされたり…。会社って社会って今も昔もこんなのなの…。
石坂浩二の無念さがとても痛かった。
自分の信念を曲げずに行くのも、周りに染まっていくのもつらいけど何かひとつ信じられる物がある人は強いと思った。
役者が全員芸達者なのも素敵な映画。
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