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キャバレーのarrowのレビュー・感想・評価

キャバレー(1972年製作の映画)
4.0
午前十時の映画祭12にて鑑賞。
主演のライザ・ミネリよりも、MC役ののジョエル・グレイが強く印象に残った。最初は癖の強いおっさんやなと思っていたが、いつの間にか引き込まれている。
ゴリラの着ぐるみのパフォーマンスで、「なぜ他人の批判をしたがるのか。他人は他人、自分は自分でいいではないか」と言うのは、今の時代にピッタリ当てはまる。
印象深かったのが、ヒトラー・ユーゲントが高らかに歌うシーン。ひとりのおじいさんの苦々しい表情がよかった。
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