ミルク

キャバレーのミルクのレビュー・感想・評価

キャバレー(1972年製作の映画)
4.7
なぜか娯楽映画と思って見始めたら全然違った。素晴らしい映画。
淀川長治の解説読んだけどそれがすごくしっくりきた。ナチスが台頭してくる不気味な雰囲気を感覚的につかんだ映画、その表現が本当にぴったり。論理じゃない、感覚的な気持ち悪さを美術や音楽で表現する。
主役2人たちの恋愛はナチスに関係なく、まだ純粋に保たれている。けれどもうひとつのカップルの行く末を想像したら苦しい。
この作品がアカデミー作品賞とれなかったの?と思って調べたら作品賞はゴッドファーザー(ーー;)
レベル高いな
ミルク

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