りょうた

わが青春に悔なしのりょうたのネタバレレビュー・内容・結末

わが青春に悔なし(1946年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

昭和8年の京都を舞台に、「言論の自由」を求め、学生たちの学生運動が盛んであった。野毛や条川は、大学教授である八木原の基に集まり、娘の幸枝も交えながら、問題に対して議論を交わしている。大学を卒業し、幸枝や野毛、条川らは、上京する。戦争、そして終戦。

「自由の裏には苦しい犠牲と責任がある」幸枝が上京する際に、父親に言われた言葉。その言葉通り、幸枝には壮絶な苦しみと責任が降りかかる。それでも幸枝は耐えて耐えて、耐え続ける。
原節子は小津作品でよく見ていたが、穏やかな役のイメージが強かったからか、今作の演技に衝撃を受けた。さすが日本を代表する女優だ。
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