名作SF映画ランキング100選を鑑賞中。しばらくSF映画の感想が続きます。
第61位「マッドマックス2」
(http://makemyself.blog64.fc2.com/blog-entry-778.html)
大国同士の戦争によって荒廃した世界。戦争の影響により石油が枯渇し、凶悪な暴走族が蔓延るようになった。そこでは「スピード」と「暴力」だけが正義。
妻を殺された元警察官のマックスは、愛犬とともに改造した愛車でひたすら走り回る日々を送っていた。
ご存知の方も多いかと思いますが、この映画は「北斗の拳」の元ネタでもあります。トゲトゲ肩パッドを身につけたヒャッハーのヒャッハーによるヒャッハーの為の映画です。
後のSF映画に与えた影響は数知れず。
服装といいクルマ・バイクのデザインといい、センスの塊でしかないです。
ディストピアムービーの代表格と言えるでしょう。
メル・ギブソンをスターにのし上げた作品ですが、何と作品での台詞の数はたった17だそうです。
それくらい理屈や論理というものが一切通用しないイカれた世界観なのです。
この映画は石油を巡って争っているの一言で集約できるほどシンプルですが、不思議と何度も観たくなります。
それほど強烈なインパクトを持っている映画です。
「マッドマックス 怒りのデスロード」も合わせてオススメしたい映画です。
本作以上に意味が分からんイカれ具合ですから笑
