まいこ

アイデンティティーのまいこのレビュー・感想・評価

アイデンティティー(2003年製作の映画)
3.4
嵐でモーテルに閉じ込められた男女11人が一人また一人と殺されてゆく謎と恐怖を『17歳のカルテ』のジェームズ・マンゴールド監督が個性派の役者たちをキャスティングして巧みに描いたサイコ・スリラー。

人里離れた1軒のモーテル。激しい豪雨が降り続く夜、ある男性は息子を伴い、交通事故で大けがをした妻をそこに運び込む。救助を要請しようとするが電話は不通。彼女をはねたのは女優の運転手で元警官の男性だった。彼は助けを呼びに病院へ向け車を走らせる。

あらすじを調べていたら軽率にネタバレを踏んでまいりましたがそれでも楽しめたのは役者陣の演技のおかげ。てか本作、色んな意味でコメディーじゃないですか?女性陣はキーキー泣き喚くわ、男性陣は倫理観が欠如しているわ、で地獄絵図。ただ、そんな性格の集まった人たちが…………。
終盤いつかどこかのお昼のロードショーで観たことあるような気がする。それにしてもオチがインパクトありすぎ。面白い。

ジョン・キューザックのこと、ケヴィン・スペイシーかと思ってた、超失礼。レイ・リオッタの瞳が綺麗。
まいこ

まいこ