ごんチキン

質屋のごんチキンのレビュー・感想・評価

質屋(1964年製作の映画)
4.0
大好きな映画でした🤩🤩
『タクシードライバー』と『ファイトクラブ』に影響を与えているはず!笑
それくらい似てる…😂

【ストーリー】
ユダヤ人強制収容所で生き抜き、現在は質屋として働く男 ソル・ナザーマン。心に闇を抱えて"カネ"だけを信じる彼の店に、さまざまな客が訪れる。

【感想】
「文化的・歴史的・芸術的に高い価値を持つ映画」としてアメリカ議会図書館で保存されてる作品✨
"ハリウッドで初めてホロコーストを描いた映画"らしい…🤔

監督は『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』のシドニー・ルメット👏
渋いおじさんを主人公にするルメット作品らしく、哀愁漂いまくりの渋々映画でした😎

マーティン・スコセッシの『タクシードライバー』とデヴィッド・フィンチャーの『ファイトクラブ』にかなり似てます!🤨
舞台がニューヨーク・闇を抱えながら生きる主人公・オープニングとエンディングで流れるジャズ・サブリミナル効果・精神的&肉体的な痛みによって"生"を実感するなど…。
もしかしたら、名作2本は『質屋』を元ネタにしてるかも?😅

主演のロッド・スタイガーが魅せる鬼気迫る演技😧😧
ずっと生きることにすら希望を持たなくった人の目をしてる…💦
怒りに任せて早口でしゃべるシーンはすごかった!!

質屋でお客さんが"心のつながり"を作ろうとするのに、心を開けずカネだけを信じる主人公😥
けっこう共感できる…💦
やっぱり人は孤独の中で生きる生き物なのかなぁ。

ぜひ『タクシードライバー』or『ファイトクラブ』が好きな人に観てほしい作品です!!👍👍
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