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質屋のjusticeviceのレビュー・感想・評価

質屋(1964年製作の映画)
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今日からレンタル開始だったみたいです。ホロコーストで殺されなくてもサバイバーギルドとトラウマ(ptsd)になりホロコーストから逃れても未だ構造的なホロコーストにいる主人公。忌まわしい過去がクロスカッティングにより蘇るのだが、もはやサブリミナルと言ってもよいくらいの編集。神や芸術や学問を信じても誰も救えなかった男は金だけを信じる。しかし、その金さえも、いや金が原因で、身近な人間を救う事が出来ず死んでしまう。サバイバーギルドの無間地獄。ラストのタタキの失敗は遺作のその土曜日、7時58分にも通じますね。
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