痛い痛い。心が痛い。
ワンワン泣いてしまった。
最後に怒られたのはいつだろうか。
この会社に入って1年半。記憶をたどると入社した4月に1度だけ怒られたことがある。あろうことか仕事中に寝てしまったらしい。自覚はない。
親には怒られていない。友達にも怒られていない。単に私が怒られるようなことをしていないのではない。大人になるにつれ、怒ってくれる人が居なくなってきた。
20代後半でラッパー。夢なし金なし恋人なし。
喪服着てラップ。泣きながらラップ。タブーを犯しラップ。
「国立大学出てそんな仕事したいの？世間の目とか気にしてよ、恥ずかしい。」
昔からあたしがしたい仕事は学歴とか全く関係ないものだった。比較的自由にやらせてくれる親だったのでこの言葉には驚いた。親の思いに反してでも、という思いはなく今の会社に入社した。小さい会社だが安定しており、地元の中では名が知れている。
「もう大人なんだから」と、諦めなければならないことはいくつもある。大人になるにつれ視野がどんどん狭まっていく。自分にはこれぐらいがちょうどいいって手を伸ばす範囲を限定してしまう。
痛い。痛い。怒られ、恥ずかしいと言われ。まさに傷だらけ。傷だらけのライム。脆いリリック。レペゼン負け犬。
正直SR1作目は微妙だったんです。でもこれめっちゃ良かった。本当辛かった。でも、すがすがしかった。
んもう超好き。
