10年ぶりくらい?2度目?の鑑賞。
3時間という長丁場に少々構えたが
決して飽きもせず、中弛みもなく
丁寧に重厚に、それでいて爽快で
他の刑務所や死刑囚を描く作品の
重々しい雰囲気を感じさせなかったのは
やはり、今作がファンタジーだから。
要所要所のシーンで僅かな記憶が
ありつつも、ほとんど忘れていた。
曲者パーシーはもちろん覚えていた。
ビリーがロックウェルだとは驚いた。
それと、🐀のおかげで思い出したこと。
約10年前、祖父が亡くなって数日後。
深夜に1人でテレビを見ていたら
視界の片隅で蠢く何かを見つけた。
それは🐀で、その後3日間くらい
深夜に現れては、すぐ去っていった。
いま思うと、あの🐀は祖父に違いない。
世にも奇妙でちょっと愉快なファンタジー。