このレビューはネタバレを含みます
ジョンコーフィの疲れたという言葉には
世の中に溢れている憎しみや悲しみ
といった感情が凝集していた。
善と悪を自由に操作できる彼の能力は
素晴らしく、ある意味で恐ろしくもあった。
冤罪によって死刑を言い渡されたジョンに対して死刑を実行する看守ポールは罪の意識を感じる。
同じようなことが世の中でたくさん起こっているという彼の最後の言葉に胸が痛んだ。
みんなそれぞれのグリーンマイルを歩いている。みんな死に近づいている。
ミスタージングルスの震える身体のシーンが映った最後が意味深。