ジョンは奇跡の力をもつが、しっかりとした信条があり逃げることを拒み死刑を受け入れる。それは奇跡で人を助け処刑を受け入れて贖罪を果たしたイエス・キリストを想起させる。
ジョンは奇跡の力をポールに託した…
パーシーが魅力のない悪役だった。だから最終的に頭のネジが飛んでしまってもスッキリもしないし、完全にかわいそうというわけでもない微妙な感情になった。最後主人公が死を待つだけなっている感じが切ない。なぜ…
>>続きを読む正しき行いより、悪しき行いに操られる人の性。
空想的な能力を信じる心は、歳を重ねるにつれて削られていく。その中でポールは、その能力の存在を疑うことができない奇跡を経験する。ジョンコーフィの見せた癒…
マイケル・クラーク・ダンカン演じるジョンコーフィー
非常に大柄の黒人で、死刑囚として収監されたが、実際は病気や怪我を治せる奇跡の持ち主
彼の演技が素晴らしかった
泣いてるシーンや苦しんでいるシーンな…
気になったことメモ
・処刑を行うことに「神になんと答えたらいい?」とジョンに赦しを求めるポールと、処刑台に座り「生まれた事を謝る」と赦しを求めるジョン。同じ立場の2人。
・ドラクロアの死の痛みを…
ほっこりの鎧を纏った、救いようのない話。少女たちを救おうとして死刑判決となり、自身も世の中の人間の棘が痛くて耐えられない状況。特殊な能力を私欲に使って、その代償として死ぬことができない状況。コネで生…
>>続きを読む3時間だったので覚悟して見たが、ずっと面白かった
早くパーシーにとんでもない罰を与えて欲しいと思っていたが、あのやり方はこの作品らしく、納得できるものだった
途中までウォートンが出てきた意味が分…
死刑囚と看守の関係でありながら、署内には秩序と信頼が築かれており、芸が達者なネズミくんを飼ったり、舞台のわりにはだいぶほのぼの。全編通してわりとスローに日常を描いてた。
死刑に手放しで賛成できないの…