2回目。再鑑賞。やっぱり良い映画だな。
「ショーシャンクの空に」で有名なフランク・ダラボン監督によるヒューマンドラマ。これも同じくスティーブン・キング原作の刑務所物。けど中身は希望を感じさせない。
死刑囚を収監する看守主任ポールと少女殺害の罪でやってきた黒人の大男ジョンコーフィとの交流がメインのお話。
3時間というめちゃめちゃ長い中に色んなストーリーが詰め込まれている。パーシーの非道さや、ミスタージングルスの可愛さや、ジョンコーフィの特殊な能力や。
罪を犯した死刑囚が多数登場するけど、その行いによって印象が全く異なって感じてしまうほど感情移入してしまう。ワイルドビルよりもドラクロアが可哀想に思えてきたりするんだよなぁ。
「ショーシャンクの空に」のアンディと違って、人間の悪意といったものを真に受け止めてしまったが故に彼はそんな決断をしたんだろうか。他人の事を真に慮っていては生きていられない。そんなことを伝えたかったのかと考えている。
パーシーやワイルドビルほど殴りたくなるキャラもそうそういないな。
悲しいシーンも多いけどやはり見てよかった。