MacCoiSugiyama

グリーンマイルのMacCoiSugiyamaのレビュー・感想・評価

グリーンマイル(1999年製作の映画)
5.0
この作品は同じトム・ハンクス出演の「プライベート・ライアン」のように、老いた主人公が過去を振り返るところから始まる。
物語の舞台は1930年代のアメリカ、ジョージア州コールド・マウンテン刑務所 死刑囚舎房。主人公 ポール(トム・ハンクス)は、そこのEブロックの"ボス"であった。
ある日Eブロックに新人死刑囚の"超"でかい黒人男性、ジョン・コーフィが輸送されてくる。あまりの巨漢(しかもムキムキ)にポール一同刑務官たちはビクビクしながらジョンを房へ収容するが、その巨漢とは裏腹に暗闇を怖れたり、死刑囚たる凶悪性を感じさせない。そこでポールはこんな男が一体どんな罪を犯したのかと記録文書をめくると、幼い小学生くらいの白人姉妹の亡骸を両脇に抱え泣き喚いているのを発見され殺人罪で死刑判決を受けたようであった。
しかしこのジョンには、ある特別な力があった。この力をめぐってジョン・コーフィが一体どんな人物で、どんな罪に関わる過去を抱えているのかが明かされていく。
本当にいい映画で、名作だと思うのであまり多くを語らず多くの人に観ていただきたいのですが、映画の時間自体3時間くらいで長くて、しかも結構胸が締め付けられる深みのある映画なのでじっくり時間を設けて観る必要があるかなぁと思います。いいお話過ぎて一家に一個DVDかブルーレイ置いておくのを推奨したくなる映画です。
あと重い部分だけでなく、トム・ハンクスが尿路結石や股間の痛みに悶え苦しむ面白シーンや尿路結石が回復して快尿になった瞬間のなんとも言えない喜びの表情(おもしろい)が観られたり普通に面白い場面が多々あるので長い上映時間でも全然飽きません。
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