MacCoiSugiyama

バルカン・クライシスのMacCoiSugiyamaのレビュー・感想・評価

バルカン・クライシス(2019年製作の映画)
3.0
 初ロシア映画。ロシア語、AK祭り見たさに見てみた。あくまでもロシアサイド制作のロシア目線の映画というベース意識で見た。政治的な事は分かった上で置いといて、所々産科病院が空爆の被害に遭うシーンとか、アルバニア系過激派がアジトにしていた寂れた空港とかメタルギアファントムペイン作中の景色に近いところがあった。
 
 ロシアの少数精鋭部隊員のうちの1人といい感じになって戦闘に巻き込まれた民間人役の女の人、そいつが被弾して倒れ込んでたところに何故か走ってって、よくある来るなー!からの男更に被弾のパターンのシーンがあって女「死なないで...!!!」って感じだったんだけどいやお前が何を血迷ったか飛び出さなければ撃たれてないんだが?っていう。
 終盤でロシア軍側が空港を制圧し終わって駐留してる場面で、一瞬NATO側(米軍?)のブラックーホークが飛んできてロシア軍兵士たちが追い払え〜とか言ってなんかやってたシーンあったけどやっぱりロシアサイドだな〜って感じで新鮮だった。
 映画的にそこまでクセがあるわけでもなくそれでいてちゃっちくもないからなんとなく最後まで見られた。ロシアだぜ!を感じたい時に見るのにちょうどいいと思う。バルカン半島事情について勉強したくなった。
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