らるらり

グリーンマイルのらるらりのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンマイル(1999年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

悲しくて苦しくてジョンの痛みが伝わってきそうだった。これを書きながらまた涙が出てくる…。ジョンは最後まで神のようにいい人だったけど、生きるのに疲れてて、 愛を利用して人を殺すような人間がいる不条理な世の中に絶望してて、終始可哀想だった。だからジョンが夜空を見上げてカシオペア座をみつけたり葉っぱの香りを嗅いだりして喜んでたり、最後映画をみて目を輝かせてるシーンは私まで嬉しかった。神のような力はないけど、人の喜びや悲しみに共感できる人になりたいな。

3時間あると知らないまま、ずっと観たかった映画だからと手に取ったけど、あっという間だった。むしろ3時間だと知ってたら、観るのをもっと先延ばしにしてたかも。登場人物が皆、意味をなしてるというか誰一人欠けてはいけないというか。ブルータスが好きだ。時々コメディのようなシーンもあって全く飽きずに楽しめた。でも苦しくて重い映画だから2回目はキツイ…。

人は皆自分のグリーンマイルを歩いている。デルがネズミを溺愛してて、どんなに悪い人にもいいところがあるし、逆にどんなに良い人でも欠点はあるんだよな、て思った。だからこそパーシーにはほんとに口が悪くなるくらい苛立った、ジョンありがとう。ウォートンはいいとこ無し、最悪。こいつさえいなければ。

書きたいことをズラズラ書くだけの感想。
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