サルバドールの家族は
事件起きてからも再審請求をしている
正しい判決ではなく
合法的な暗殺と思われてならないから
感動した
スペインの全体主義に抵抗して声を
挙げるだけではなく行動した人々の
たくさんの事実
その中のサルバドールの事実
彼が警官を殺したことで警察は威信にかけて
サルバドールを見せしめにする
23歳という年齢
人間は何か必要があってポッとこの世に
出てきたように思える
独裁からの自由を手にするために闘った
サルバドールの処刑の時間が迫る
命の重さがだんだんとのしかかってくる
時間の感覚がなくなっていく
人間は地球上に一時だけ存在する旅人
監督は
「この映画を観ることによって過去のスペインを知ると同時に
全てが過去ではなく今現在も続いていると知ってほしい
疑問に思ったことは調べてほしい」
とメッセージを残している
あらゆるものが一個の全体を成している
たがいに生きて働いている
動かせない決められてしまったものを
受けいれる強さを学ぶ
まだ夜は明けていない