〖1940年代映画：戦争ドキュメンタリー：日本映画社：戦記映画復刻版シリーズ：戦記映画・幻の名作復刻版シリーズ〗
1943年製作で、富士の麓にある少年戦車兵学校での少年たちの日々を追いかけた戦争ドキュメンタリー映画らしい⁉️

2024年428本目

• #2024年鑑賞
• #1943年製作
• #戦争ドキュメンタリー
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• #戦記映画復刻版シリーズ
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記録

• #戦記映画復刻版シリーズ

静岡県富士宮市にあった陸軍少年戦車兵学校についてのプロパガンダドキュメンタリー。
当時は競争率の高い人気校だったとのこと。挿入歌「富士に誓ふ」はこの映画のために作られて、のちに人気の軍歌となる。国策映画とはいえ、ヒットさせるためあれこれ工夫しているのが見て取れる。
スパルタで教えてそうな雰囲気を醸し出しているけど、そこはプロパガンダ映画なので、教員は優しいし生徒は賢く描かれている。
登場する戦車は九七式中戦車 チハばっかりだった。ミリオタではないので、そのあたりがいいのかわるいのかわからなかった。
授業の様子や実習の様子などありふれたシーンの中に、見学してるグループがいることを隠そうともしていないんだけど、これはつまり、演習に使える戦車が少なかったということなのかもしれない。
公開は1943年10月07日。国民の祝日だった神嘗祭が10月17日なんだけど、それに合わせた公開なのかな？
予科練とか海軍兵学校を扱った映画と同じく、実際の生徒をそのまま撮影しているので、これから散華することになる若者たちの在りし日という受け止め方もできてしまう。そう考えると、顔のアップが次々切り替わるラストが重かった。