佳子

ローズの佳子のレビュー・感想・評価

ローズ(1979年製作の映画)
3.9
天才は、壊れてしまう人が多い。

感受性が豊かすぎるのだろうか。
喜びも悲しみも怒りも、きっと人の何倍も増幅されてしまうのではないかなと思う。

ローズもそう。
感情の起伏が激しすぎ、見ていて苦しくなる。
電話ボックスのシーンは凄まじい。
ヘッドミドラーの演技が本当に素晴らしい。

故郷に帰ってきたローズの最後のライブシーンも深い印象を残した。

ラストソング「ローズ」は、おもいでぽろぽろの曲だとばかり思っていた。
この曲の大ファンであった高畑勲が日本語に直して作ったそうです。
名曲。
佳子

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