ローズの作品情報・感想・評価

「ローズ」に投稿された感想・評価

ジャニス・ジョプリンをモデルにした話だけど、本当はカワイイんだってことを強調したかったんだろうが。肉付き良すぎて断トツにベット・ミドラーの映画になっている。それはそれでいいとして。主題歌『ローズ』が沁みるなぁ。
1960年代のアメリカで、ロックシンガーのジャニス・ジョプリンをモデルにした映画。

自分こと好きって思えないんだろうなあ、、今の自分を見て、認めて欲しくて「私はローズよ!」って叫んでしまう、身勝手で甘ったれで薬漬けの女。

ステージの演奏をかなり長い尺取っているので、主演のベット・ミドラーの歌声を堪能できます。彼女自身グラミー賞を3回受賞しているシンガーで、ステージのパフォーマンスは圧巻。

スクリーンの前で観てて、すげえ、、って鳥肌が立つ瞬間に、スクリーンの中でも関係者が自分と同じ表情をしているショットが写され、すごく共感できて気持ちがいいです笑

それが一歩ステージを降りると、スターなんだよね?って思っちゃうくらい、周りのことを顧みず、超人間臭い。

キレて暴れて叫んで泣いて、寂しくては泣き、喜んでは駄々をこねる。殴って謝って途方に暮れて、I can’t make it by myself...って身勝手にもほどがある笑


今の日本からすると全然想像がつかないけど、1960年代のアメリカってベトナム戦争とかヒッピー文化の時代で、より自然に回帰した振る舞いとか、ロックの自由と愛を求める思想とかが受け入れられ広まっていった時代で、これだけ化粧ぐちゃぐちゃにして泣いて男と喧嘩してサウナに入って、道のまんなかにクルマ停めてほうっておいたりしても別によくて(良くはないけど笑)、絶大な人気を誇るミュージシャンにかわりはない。

求められてたものがぜんぜん違うんだなあ、、って。完璧な人間像を求めているんじゃなくて、彼女の歌が好きっていう、そこが一番の衝撃。

やっぱり最後のステージのシーンがいい。スタジアムでマネージャーと言い争うあたりからその直前までのやり取りを全部辿って聞くStay with meは格別です。スピーカーとかヘッドホンを通して聞いてほしい。
dude

dudeの感想・評価

3.8
とにかくベット・ミドラー。汚い電話ボックスからずっと会っていない両親に電話をかけるのとかベタなんだが、本気で打ちひしがれた様子の人間がそれをやってたら響きますわ。そのシーン然り夜の撮影が良く、ネオンやスポットライトのような人工的な光の下で生きる人間の話であることがよく分かる。ライブシーンで照明の色に染め上げられるブロンドヘアー。
魂を揺さぶる歌声
彼女から湧き上がるすべてのエネルギーが直に浴びせられた感覚

愛を求め続け生きたローズ
虚しくて苦しくて涙が出た
70.80年代の名作。
30年経っても自然に見れる
昔の映画はその時代にタイムスリップ
できるから好き。

ベッドミドラーの歌声の凄さ。
最後の「ローズ」のしっとりさ
あぁいい作品だった。
まりあ

まりあの感想・評価

5.0
ライブの場面でのローズの歌はもちろん話す内容もすごく好き。
あんな言い回しが出来るなんてかっこよすぎる!

ローズは愛と音楽に生きてロックを体現しているような人なんだろうなって思った。
激しくて滅茶苦茶で愚かでキュートな彼女が愛おしい。

愛に生きてみてもいいかもなって少し思った。
janvier

janvierの感想・評価

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I say love it is a flower
And you its only seed

Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose
VIII

VIIIの感想・評価

4.4
弱さをたくさん持つ人間の崩れ落ちて行く様は本当にドラマになるなと思いました。
この作品と『あの頃ペニーレインと』に近いものを感じる。

ローズの持つ弱さというのは彼女の持つ「自由さ」に付随するものであり、魅力的な人間はどうしてこうも社会に馴染めない人間臭い部分をたくさん持っている人物が多いのか。
だからこそ魅力的だと言えるのかもしれない。
koto

kotoの感想・評価

4.0
ベッドミドラーの歌声に痺れる。
葛藤し苦悩する姿がなんとも言えない。
観終わった後ジャニスばっかり
聴いてしまう。
10代の頃見たのもあり、衝撃をうけた映画。
ザラザラした荒い感触が何とも愛しい、大好きな映画です。
エンディングのRoseは泣いちゃうよ。
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