スーパーエイプマン

暴力団再武装のスーパーエイプマンのレビュー・感想・評価

暴力団再武装(1971年製作の映画)
4.0
これは最高。
映画史的には実録前夜で『博徒外人部隊』や『血染の代紋』と同じ立ち位置だが、更にやくざのヒロイズムを否定するアナーキーな一作。『博奕打ち 総長賭博』に近い(あれも若富と鶴田浩二だった)。
炎の中で若富が鶴田浩二の肩を抱くことで関係性が一気に変わる場面がいい。言葉無しでも一発で伝わる名切り返し。