わかな

チェイシング・エイミーのわかなのレビュー・感想・評価

チェイシング・エイミー(1997年製作の映画)
4.0
一度は愛した人や、理想像の幻は実はみんな追い求めていて、それがタイプとかになるわけやん… 時が経って本当の愛を見いだせてそれについてもう一度問いかけた時に分かる自分の愚かさ。
そして、度々セリフに出てくるように、カトリックの教えでもある、"許すこと"がどのように愛に関係しているかを会話によって丁寧に教えてくれて主人公と一緒に成長させてくれる〜〜‼️サイレントボブがチェイシングエイミーとなにかについて話し始めた段階で「分かる〜〜分かる〜〜説得力ある〜〜」の連続で題名大好き… 叶ったチェイシングエイミーも、叶わなかったチェイシングエイミーも、自分と相手を含め全てを許すことで真実の愛となり、そこで愛は美しく輝くものなんだなって思ってラストで涙した。
ケヴィンスミスまじで好き…細かいオタクネタ、コミコンでの出会い、コメディタッチに描かれる人間模様など本当に私たちを分かってくれている。いつものジェイとサイレントボブの味の良さが引き出せているし、ケヴィンスミス常連のジャスティンロング、ホッケーネタ、ニュージャージーネタなども一杯詰め込まれていて満足… ケヴィンスミスはどの作品からでも観れて深められるところが最高なんじゃ〜私もこんな作品送られてえわ。
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