Yoshimune

座頭市のYoshimuneのレビュー・感想・評価

座頭市(1989年製作の映画)
3.6
まず何言ってんのかわからねえ。
だからストーリーも大雑把にしかわからねえ。
ただ勝新太郎の盲いの演技が、北野武、綾瀬はるかに比べて断然自然で上手いと感じた。

めちゃくちゃ強い人が一騎当千する話は好き。

登場人物が大量なのはバブリーで良い。混乱してくるという欠点はあるが、市との交流の中でそれぞれの人物像が浮き彫りになって市の人物像も対比と遠近法によって深まっていく。


てか殺陣が何度見てもかっこいい。
誰が最強かってのは、かなり安易なテーマなんだけど、やっぱり憧れるわ。

『男と生まれたからには、誰でも一生の内一度は夢見る「地上最強の男」』
-グラップラー刃牙 より
『真の戦士…それはつまり漢のロマンだよなぁ~
何一つ作り出さず通った後にペンペン草一本生えてないというのが真の漢の夢よ!!
ゆえに漢のロマンの究極とは…
独力での惑星破壊!
それこそが真の戦士!!』
銃夢lastorder より


勝新座頭市なら惑星破壊もいけんじゃねえかって思わせちゃうから、『座頭市vsプレデター』なんて荒唐無稽なファンムービーを本気で撮らせてしまう。

勝新太郎という神の一端に触れる映画。

ただ、何言ってっかわかんねかった笑
Yoshimune

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