座頭市の作品情報・感想・評価・動画配信

座頭市1989年製作の映画)

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.7

「座頭市」に投稿された感想・評価

徳太郎

徳太郎の感想・評価

2.5
再見。好きだけどなあ。何にしても勿体ないやね。江幡さんはいい演技だし。内田裕也、駄目だありゃ。こいつの台詞と風呂場をカットした再編集版を作ってくれ。鶴とフリー!フリー!アメリカ映画かいな。ちょっとやりすぎ。
okimee

okimeeの感想・評価

3.7
初座頭市。
提灯のシーン、、かっこよすぎ、、、

そしてあのエンディングテーマ曲、、

もっかいちゃんと見よう。
鎖園

鎖園の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

号外/

「衆人化した虚無僧」

「サササーッ・・」【殺気】

「陣内孝則にムリヤリ奉公させられる町娘」

「スァスァ・・」【色香】


虚無僧の一団からそっと顔を覗かせる樋口可南子・・・




【殺気】と【色香】・・




【暴力】と【SEX】



「等号解釈」




その

「足元の運び」だけで撮る“センス”・・・




【暴力】と【SEX】への“予感・・”



「足元」だけで撮る




緒形拳との出会い・・シークエンスの




アノ!テンポ感!!




個人的に『時代劇』って野球やバスケットボールみたいに

ある『ルール』(それを『時代考証』という)に縛られることによって見づらい

誰しもが見たこともないくせに・・

そんなアホな『ルール』で大抵描かれるのは「ちょんまげ」(それすら誰も現代で生きている人間は見たことすらない)というフォーマットのただの人間模様

そこに「悪代官」とか覚えるのも面倒臭い『役職』の数々・・




この勝新太郎のこの映画の良いところは

そういう『縛るルール』を取っ払って




キャラクターの【普遍性】【不変性】

勝/泥棒も働く渡世ヤクザで決して善人だけではないし女も抱く

内田裕也/自分が生き残るためには仲間も裏切る風見鶏な暴君

陣内/皆殺しにするただの暴君


【男】が誰しも持ってる【闇】だけでキャラクター成立している


そのコントラストに栄える清廉な緒形




勝と緒形が作り出す独特の間とテンポ

勝と衆人化した敵が出るタイミングが創り出す全体的な映画内リズム

その一定の間隔・・感覚


片岡鶴太郎とのやりとり・・警視Kバリの「日常生活は滑舌よく喋らない」という『劇団』への反発によるモゴモゴ感

一番始め勝が道中で襲われる場面・・暗く足元と行灯しか映らないモゴモゴ殺陣

樋口との濡れ場・・そのモゴモゴで全景がよく見えない(笑)暗くドライアイスばんばんな含み感満載な警視K濡れ場

下駄・・緒形からの斜め視点/勝の斜めな無表情

日常・・近寄るんだけどある程度“一定数の距離”を保つ緒形と勝

鏡・・『母親の鏡』であると知ると刀を向けた先の勝への矛先を仕舞う緒形

しかし・・

衆人を【始末】した後

なんの躊躇いもなく

刀を抜く緒形と勝


それを見守る荒れた一本道とススキ・・・

ここといい海岸を背景にひとり佇むロケーションが良い・・


樋口可南子を活かすために町娘の女の子も微妙・・にしたり

静謐で芯のある“ミューズ”の華としてこの【殺伐】とした映画にも良い効果を出していた




この映画は全編通して観たのは初めてなような気がするが

後半にある殺陣の無双ブリばかりが話題になってそこしか記憶になかったが

今観ると子供は喜ぶ(こういう子供にも楽しめるようなものを作ろうとする『志』が素晴らしい!)かもしれないが

(入りの大樽転がしだったり壁から槍が出たり入ったりする一連の早回しだったり)

今観てみると

始めから入ってきたばかりの鉄砲撃ちゃえば良かったんじゃない?って思うし

その鉄砲を「よ〜〜い」と勝に向けて打つ場面が

なぜか撃った後

撃った輩たちに跳ね返ってくる場面・・・


【無理矢理過ぎない!?(ワラ)】


【ご都合な】超能力者にする勝の

【昭和なゴリ押し】

がいくら按摩ファンタジーを描く『映画』としても

チョットな・・・



思った




ただ『時代劇』嫌いでも凌駕させるような勝新太郎という『学校』では学べない類稀な““センス””を堪能できる怪作(快作)だと今でも思う。
WENDY

WENDYの感想・評価

5.0
なんとなくテレビ付けたらやってて、いつの間にか最後まで見入ってた
あきひ

あきひの感想・評価

3.6
日曜の夜だったから早く寝ようと思ったけど、思わず魅入ってしまった。

何気に初視聴だけど、座頭市=勝新太郎だよなぁ、と改めて思う。
勝新、やっぱり憑依系の俳優さん。
按摩としての顔、居合の達人としての顔がガラリと変わりすぎてゾワゾワする。

出演している俳優さんがこれまた豪華で、内田裕也!陣内孝則!!
そして樋口可南子の菩薩のおはんが美しすぎて…。

80年代の映像って粒子が粗くて色がキツくてすごく好み。
今ほどセリフも多くないから、背景が読みづらいところもあるけど、
画で魅せるって感じ嫌じゃない。
勝新、最後の座頭市。

主演、監督、脚本、製作、すべておれ、おれ、おれの、勝新太郎による「おれ映画」(ロケ撮影 136 日、台本なし、というすさまじいもの)。キャストも売れっ子、有名人ばかりで、勝が大金をかき集めて湯水のように蕩尽し、やりたい放題やった感じ。しかし、勝の身体に刻み込まれた座頭市はやはりすさまじく、その表情や語り口におそろしいほどの説得力と迫力がある。冒頭、牢でいじめられている市が地にぶちまけられた味噌汁をすするシーンなど、気迫のかたまりである。と同時に、昭和日本の娯楽映画の総決算といった趣きもあり、この「座頭市」が、昭和が終わり、平成が始まった 1989 年に公開されたことには、なにか意味を感じる。

「座頭市は西部劇だ」というひともいるように、西部劇的なプロットのなかで緊張と弛緩が連続していく(権力闘争のありさまはマフィア映画的であり、さらにいうと「ゲーム・オブ・スローンズ」とまったくおなじ)。一瞬の緊張=殺陣は、これでもかというほどに見せる、見せる、見せる。そこにほとんど必然性はなく、とにかく殺陣としての快楽が優先されている。注目すべきは過度なゴア、スプラッター描写で、 1970 年代後半から 1980 年代のホラー映画を真似たような人体損壊が見られ、画面は血糊の海に沈む。なんなんだ、これ。その集大成がラストの宿場町での長い殺陣だろう。

一方の弛緩=人情話はなかなか心地よく、この映画では市が善人すぎるという批判もあるようだが、菩薩のおはん(樋口可南子)や浪人(緒形拳)、おうめ(草野とよ実)とのやりとりはじつにおもしろい。そして、「座頭市」はヤクザ映画でもあるので、見栄を切るような啖呵が気持ちいい(ただ、音声の質がわるく、なにをいっているのかわからないところも多い)。こういった言葉づかい、俳優たちの発声を鑑みても、同様の日本の娯楽映画は、これ以降だれもつくれていないのではないか。

樋口可南子との幻想的な濡れ場や長い博打のシークエンス、延々と歌われる津軽じょんがら節、おうめの救出と八州との対決など、忘れがたいシーンも多い。しかしながら、荒い編集や、やけにニューエイジ風の音楽、「 JOHNNY 」という謎の歌手(ジョー山中らしい)によるよくわからない主題歌(二回もかかる)など、奇妙なアンバランスさが、映画をなんともいえない粗雑かつ大味な感じにしており、ほんとうに不思議だ。ウィキペディアには 1 月 20 日にクランクアップし、 2 月 4 日に封切りされた、とあり、そんな 14 日間で編集からなにからなにまでやったのか、と腰が抜けるほど驚いてしまった(笑)。大胆な勝新らしいといえばそのとおりで、「座頭市」のあらあらしさ、大味な印象は突貫工事でつくられたことによるものだろう(っていうか、そんなクランクアップの 14 日後に公開される映画なんてありえるのか)。
座頭市は黒澤明やブルースリーみたいにレジェンド扱いして欲しい。
殺陣が今見てもカッコいいんだけどなぁ〜。
格闘ゲームで似たキャラ出てこないかなぁ〜。実名でもいいんだけど。

今の役者じゃこの存在感は出せないであろう豪華キャストがたくさん出演してます。
っていうか今この存在感持ってると不祥事恐れて事務所入れないって方が正しいかな。ほんと難しい世の中ですわ。
樋口可南子と鶴太郎と陣内孝則は特にハマり役。

笑いもエロもあり男のエンタメ感詰まってますよ!!笑

ちょっとキビしめなフィルム逆回転のアクションと劇中歌は大目に見てください。
まれも

まれもの感想・評価

2.8
野蛮な活劇ロードムービー。私には殺陣は早くて見えないし、戦いや人殺しは嫌いだと改めて理解。血しぶきや残酷描写もあり何度も目をそむけた。でも提灯が燃える中での立ち回りは美しく圧巻で魅せられた。侍のいる時代の庶民、虐げられる身分の人は本当に大変…平和でみんな平等な時代に生まれて改めて感謝。これといったストーリーもないのだが、そのすべてを超越する勝新のかっこよさ、圧倒的な存在感。盲目の演技もすごい。これから先こういう人は現れない…とかいう誉め文句は嫌いだけど、勝新にはぴったりの言葉。昭和の大スター!
活劇メインだが、ぐっとくる台詞も多くて良かった。落ち葉は風を恨みます
BGMの洋楽もはまっている。
とにかく勝新の魅力だけで満足できる映画。
Channel190

Channel190の感想・評価

3.3
同じ主役のリメイクというか、その時の新しい技術で撮影すると画作りもグレードアップしますな

このレビューはネタバレを含みます

役人をからかった事で3日間の牢入りと百叩きの刑を受けた市は
昔馴染の知人を頼り銚子の漁村へと舞い降りる。
村を牛耳る事を目論む五右衛門一家に対立する赤兵衛一家
二大派閥の争いにより張り詰めた空気の中過ごす村人達。
そんな中、五右衛門一家が仕切る賭場で一稼ぎした市だったが…








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          ネタバレになるので
  ↓  作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓






いい映画を撮りたい、観客を喜ばせたい!
その熱意は伝わってくるけど
色んな要素を詰め込みすぎて飛び飛びのごった煮という感じ。
緒形拳さん、蟹江敬三さんに並び
昭和の真っただ中を駆け抜けた俳優さんを多く起用してほしかった、
緒形拳さんの秋の色の表現
お前もいつかこの鏡に顔がうつるよと言ってくれた…
お袋の形見の手鏡を拭う市の
お袋を女房にしかたった、母を愛しむ心言葉に胸が熱くなるよ。
やっぱり勝新太郎さんは凄い!
彼を観るだけでもその価値がありました。
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